Echo Park Potteryは1980年代に台頭したデザイングループ”Memphis”メンフィスに唯一アメリカより参加していたPeter Shireピーター・シャイアの主宰するデザイン工房。
ロサンゼルスの工房では、ひとつひとつ手作りで作品が制作されています。
※Memphisは、1981年にイタリアの建築家エットレ・ソットサスが中心となり結成されたデザイナー集団で、その活動は時代を先駆け、明るく刺激的な配色は特徴のひとつとされています。
彼らの活動は、イタリアはもとより80年代の建築・デザインに多大な影響を与えました。
こちらはラージマグ。たっぷり入れて飲みたい方にオススメです。
取っ手も独特のデザインで素敵ですね。
見た目とはうらはらに、とても持ちやすいです!
裏面に押されたスタンプもこのマグの味わいどころ。
“EXP “とはEcho Parkの頭文字にXを入れたサイン。
なんでもEcho Parkという地域は、かつてギャングが徘徊していた治安の悪い地区だったそうで、EXPとはEcho Parkのギャングという意味があったそうです。
しかし現在では、小洒落た店も多く集まってきたりと、とても心地の良いエリアとなっています。
作られた年号もしっかりと刻んであるところも素敵ですね。
色付けに使われる釉薬はすべて手作業で掛けられていて、同じ配色のものでもふたつとして同じものは存在しません。
内側の色もそれぞれ違っているのもアーティストの作品ならでは。
こちらはスプラッターを用いたデザイン。
スプラッターとは跳ね掛けによる色付けの技法のこと。
飛び散ったような色付けがかっこいい。
この辺りも、ピーターの計算し尽くされたデザインの凄さですね。
世界にひとつだけの自分だけのマグカップ。
愛着の湧くこと間違いなしです。
プレゼントにもオススメです。